フォト
無料ブログはココログ

鉱石パワーストーン本

観てから読む?読んでから観る?映画ドラマ本

映像化してほしい本

手塚治虫本

マイ・テーマソング

書籍・雑誌

2017年10月15日 (日)

毒があっても無くても『森のきのこ、きのこの森』

 新聞の書評で紹介されていたので、読んでみました。
 秋のきのこはおいしいよね、なんて食欲のほうではなく、きのこを愛でるための本です。
 針葉樹林や広葉樹林、地面に生えるきのこなど、場所別にきのこを紹介していて、とても美しい本です。
 きれいな色のきのこは毒で怖く、地味なきのこは毒無しで怖くないという固定観念は捨てて、純粋にきのこの美しさに没頭できます。
 きのこ女子さんのきのこの楽しみ方も載っているので、きのこ好きでもそうでない人も、楽しめます。
↓きのこ・きのこ・きのこ

2017年10月14日 (土)

「花の乱」のあらすじも載っている『応仁の乱完全ガイド』

 『応仁の乱』が大ヒットしてから、関連本がうじゃうじゃ出てますが、100%ムックシリーズの『応仁の乱完全ガイド』、カラーで応仁の乱の関係者、舞台、時系列などがざっくりと解説。   
 でも大雑把ではなく、ポイントをついて解説されているので、わかりやすくて入門編としてはオススメ。
 
 『応仁の乱』著者呉座勇一と佐藤優の対談が、今なぜ応仁の乱が注目されているのか、現代と室町時代とどう重なるかを読み解いているので、なるほど、こういう見方なのね、と感心してしまいました。
 
 あと、私がこの本を購入した一番の理由は、あのNHK大河ドラマ「花の乱」全37話のあらすじが載っていたからなのです!
 私は好きだったのですが、大河ドラマ史上歴代最低視聴率だった「花の乱」、今になってようやく注目されて、こうしてあらすじが紹介されているのは、嬉しいです。
 出演者は、超豪華、大物俳優ばかり。
 当時は若手だった松岡くんや松たか子、そして市川新之助こと現海老蔵も出ていた「花の乱」、ぜいたくなドラマだったんだと改めて思い直すのでした。
 脚本の故市川森一による制作秘話も、どれだけ思いを込めて制作したのかが溢れています。
 今だったら、「花の乱」はブームに乗って大ヒットしたかも。
 
↓わかりにくい応仁の乱をわかりやすく

2017年10月 9日 (月)

石の卵から生まれるのは何?『石の卵』

 この前行った新宿ショーで紀伊国屋書店のコーナーで販売されていた本です。
 『石の卵』という、卵型の鉱石好きの私には、なんともそそられるタイトルの本。
 外はただの石、でも割ってみたらきれいな結晶が詰まった鉱石を紹介してありました。
 ドラゴンエッグ、きれいです。
 この鉱石欲しいなぁと写真みてうっとり。
 紹介されている石の卵、すべてが人造ではなく、自然、天然なのがいいです。
 現実の殺伐とした暮らしの中で、石の卵を見ていると癒されます。
 
↓石の卵から生まれるのは……

石の卵 (たくさんのふしぎ傑作集)

2017年10月 7日 (土)

日本でホームズ発見!『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』

 シャーロック・ホームズと伊藤博文が戦う?
 どういうこと?
 『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』というタイトルなので、ホームズと伊藤博文が戦うのかしらと思って読んでみたら、戦ってませんでした。
 伊藤博文がワトソン役です。
 それにしても、いろいろパスティーシュありますが、伊藤博文をホームズと絡ませるとは、驚かされます。
 まあ、時代はあっているし、無理なく書かれているので、あら捜しする無駄なツッコミしなくてすみます。
 ライヒンバッハの滝でホームズが失踪中の事件を扱っているので、ホームズが日本に現れて、どんな活躍を密かにしていたのか、嘘とわかっていても、面白かったです。
 良質のパステ―シュは、贋作を本物と思わせる面白さが必要と再認識した次第です。
↓日本で大活躍のホームズ

シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)

2017年10月 5日 (木)

『檸檬』を置いてみたくなった

 秋の夕暮れ、檸檬を置いてみたくなった。
 それは梶井基次郎の『檸檬』読んだせい。
 読書の秋なので、『檸檬』読み直してみたら、前読んだ時はただ流し読みしていた感じだったけれど、今読んだら、何だかアンニュイな気分。
 
 
↓檸檬をひとつ、そっと置いてみよう

檸檬 (新潮文庫)

2017年9月28日 (木)

平家は滅んでない『女系図でみる驚きの日本史』

 系図は大抵男系で書かれている。
 でも、女系でみると、滅びたと思われていても、実は延々と続いていた。
 ということを『女系図でみる驚きの日本史』は書いてあります。
 
 『平家物語』では、清盛の一族である平家一門は、「全て絶えてしまった」と見なされてますが、平家の男子はともかく、女子の場合は、誰それの妻になりました、その子孫は入内して、皇子を生み、その皇子が即位して、今の天皇陛下に続く……と系図を示されてます。
 清盛の子孫は滅亡していなかったのね!
 と、読んでみて驚きです。
 そういえば、『平家物語』の中でも女子が処刑されたという記載はないから、摂関家に嫁いだら、そちらの血筋を通して残るはすだわ、うん。
 
 他に、光源氏は何故天皇になれなかったのか、という疑問は、母親の身分が低かったからという至極シンプルな理由を、胤よりも腹という当時の考え方を示されて、ああ、そうだと改めて納得。
 腹が重視されているので、自分と同等か、身分が上の相手と結婚するには、異母兄弟姉妹で結婚するのもOK、ということになり、結果、平安貴族は兄弟姉妹だらけ、近親相姦だらけということが、『日本書紀』や『とはずがたり』『今鏡』『増鏡』などを例に挙げているので、思わず納得。
 手塚治虫の『奇子』の系図も取り上げていて、手塚ファンの私は、
 
 きゃあ! 
 とうれしい悲鳴を上げてしまいました。
 
 男優先の系図を、女でたどれば、人類皆兄弟?
 
↓絶えて久しく……はならないのが女系図

女系図でみる驚きの日本史 (新潮新書)

 
 

2017年9月24日 (日)

聖なる巫女か哀れな生贄か『斎宮 ――伊勢斎王たちの生きた古代史』

 中央新書から出た『斎宮 ――伊勢斎王たちの生きた古代史』読んでみました。
 斎宮の始まりから終焉までの背景を、史実、文学面からアプローチしていて、『狭衣物語』の現代語訳絶賛執筆中(順調に遅れてます)の私には、興味深くて面白かったです。
 天皇の代替わりごとに斎宮は交代しますが、女帝の時代には斎宮が立ったり立てなかったり、斎宮は齋院ほど優遇されていなかったりと、ざっくり知っていても詳しい事情は知らなかったことも紹介されていて、眼からウロコです。
 『狭衣物語』の狭衣の母は元斎宮で、嵯峨院女二の宮の妹である女三の宮が、斎宮とし狭衣の即位を宣託するのも、恋とは関係しない斎宮という、当時の斎宮のイメージを伝えているというくだりも、なっとく。
 都から遠く離れた伊勢で、斎宮たちは何を思い、どう生きたか。
 物語のモデルになったり、怨霊になったり、結婚したり、独身をとおしたりと、様々な人生をおくった斎宮たちの片鱗が垣間見れる本です。
 
↓伝承の時代から南北朝まで続いた斎宮

斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史 (中公新書 2452)

2017年9月19日 (火)

主役はあの人がモデル?『百鬼一歌 月下の死美女』

 いきなり殺人!?
 瀬川貴次新作、『百鬼一歌 月下の死美女』の冒頭、牛車の中で夫婦が口論のシーンで始まります。
 これだけだったらただの夫婦喧嘩ですが、夫が妻の首を絞め、運悪く牛が暴走して車外に妻が投げ出され……
 
 レーベルは講談社タイガなので、ラノベぽいと思っていたら、シリアスでした。
 でも、主人公の希家は、歌しか興味のない奴です。
 時代は鎌倉時代初期、源平合戦の後、鎌倉幕府ができて世の中武士が台頭、京都の貴族も勢力争いしているというのに、希家は歌、歌、歌……歌を作ることしか頭にない。
 冒頭の殺人事件の犯人に間違われそうになっても、美しすぎる殺害現場と死体にインスピレーション受けて、歌を作っちゃうし。
 でも、何が幸いするかわかりませんね。
 偶然にも、希家の指摘した現場の状況から、夫の自白を引き出したんですから。
 で、この殺人事件、犯人が捕まってめでたしめでたし、とはならなくて、次の殺人事件の呼び水みたいになってしまって、その犯人は、希家が最も信頼しているあの人!? みたいな感じで終わり。
 ながーいシリーズ化しそうな予感がします。
 「暗夜鬼譚」シリーズ復刻したばかりなのに、「ばけもの好む中将」まだ読んでないのに、面白そうな話、シリーズ物で出すのやめてと叫びだしたいです。
 
 ところで、歌人の家に生まれ、父は春成――と書いて、しゅんぜいと読む――は、中宮の歌の師匠、希家が仕えているのは、中宮の実家の九条家。
 読んでいくと、希家のモデルは藤原定家だな、とわかります。
 殺人事件がきっかけで仲良くなる女の子、陽羽は、源頼政の孫で、平家物語にも出てくる鵺のエピソードも殺人事件に絡んでいるので、これからどう活躍するのか楽しみです。
 
↓どれだけ歌が好きなんだと、ツッコミたくなる
 

2017年9月17日 (日)

そりが合わないのに結婚する二人の出会い『紅霞後宮物語第零幕 二、運命の胎動』

 職場にそりの合わない同僚は、一人や二人いる。
 そりの合わない同僚と、将来結婚する可能性はない。
 なのに、この二人は将来結婚しちゃうんだよな……
 『紅霞後宮物語』の外伝、第零幕の2巻、読みました。
 ガンガン出世する小玉に、新しい部下――未来の夫である文林が配属されます。
 おおらかで大雑把な小玉に、真面目で細かい文林。
 どう見てもそりが合わない。
 本人たちも、自覚している。
 だけど。
 戦いの中、お互いを認める。
 いいねぇ。
 ラブラブではないけど。
 文林は、皇子だという身分を隠していて、いつ小玉が知るのか、楽しみです。
 ま、知ったとしても、小玉の態度は変わらないだろうというのは、本編で知ってますが。
 
 それにしても、本編完結してないのに外伝も始めちゃうと、本棚のスペース確保に大変。
 本編が終わってから外伝だしてぇ~。
 
↓そりが合わないのにわかりあえる奇跡の二人

紅霞後宮物語 第零幕 二、運命の胎動 (富士見L文庫)

2017年9月11日 (月)

極北での夫婦生活は幸せ『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』

 スローライフな本を読みたくなって、『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』を読んでみました。
 異国の夜会に参加した北欧貴族リッツが、男装軍人のジークリンデに一目惚れして、プロポーズしたはいいけど、結婚の条件が一年間の契約結婚。
 結婚OKしたのに、なんで契約結婚!?
 ジークリンデの考えと事情は読んでいくうちにわかりますが、リッツも極北の領地にお嫁さんに来てくれる女性を切実に求めていて、一目惚れしたジークリンデにはぜひ来てもらいたいからと、契約結婚受け入れます。
 大丈夫か、この二人?
 心配はご無用。
 結構楽しく夫婦やってます。
 たとえ、使用人と言葉が通じなくてコミュニケーションとるのが大変だったり、外国人への偏見が激しい領地の人たちと仲良くするのも一苦労だけど、二人で仲良く雪国生活を満喫してます。
 観光客用のお土産作り(領主なんだけどリッツは全然貴族らしくなくて、それがまた好感持てます)、猟で狩ったトナカイをさばく等々、実際に雪国で生活しているんだという描写がさり気なく書かれているので、雪国暮らしもいいかなぁ~なんて思ってしまいます。
 とっても寒いんだけどね。
 リッツもジークリンデも契約夫婦から本当の夫婦になってもいいと思うお話でした。
 次巻はどんなお話かしら?
 ジークリンデの元部下エメリヒが、外国人嫌いのアイナを好きになったけど、こちらもうまくいくといいな。
↓雪国料理がおいしそう

北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし (宝島社文庫)

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31