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2020年5月19日 (火)

木蘭は行く――『風よ、万里を翔けよ』

 前から読みたかったけど、品切れ中だった田中芳樹作の『風よ、万里を翔けよ』、映画「ムーラン」が公開されるから増版されてました。

 隋の末期、父の代わりに男装して従軍した木蘭。

 父譲りの剣の腕で、本人の意志に反して軍でどんどん出世。

 徴兵が終わったら、故郷に帰れると思っていた木蘭でしたが、それほど悲観してません。

 どうせ帰っても、顔も知らない男に嫁に行かされるだけだし、自分で稼いで生きる男のほうが、気楽。

 賀廷玉(が・ていぎょく)という明友もできたし、滅びゆく隋を間近に見ながら、乱世を生きていく木蘭は、生き生きしています。

 歴史小説としては、皇帝の燿帝の堕落ぶりや、心ある者たちの忸怩たる思い、処刑されることを恐れて追従する臣下、反旗を翻る将軍たち等々、中国の歴史がイマイチな私でも、ずんずん読めて引きこまれました。

 ちょっと気になるのは、廷玉が友の木蘭が女だということに、最後になってやっとわかったこと。

 9年も一緒に戦って、何で気がつかない!?

 まあ、二人は結ばれる予感で物語は終わるので、めでたしめでたし。

 

↓千年の栄華は一夜の夢でも、木蘭の人生は続く

新装版 - 風よ、万里を翔けよ (中公文庫)

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