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2020年1月 2日 (木)

2020年1月 2日 (木)

ブレラン×アトムな『黒蜥蜴』

 『ブレードランナー』じゃん!

 

 BSプレミアムで放送されたドラマ『黒蜥蜴』観て、『ブレードランナー』と設定が被っているなーと思った。

 

 それは私だけじゃない筈! 

 

 近未来を舞台にした明智小五郎と黒蜥蜴の戦い、初めは原作に近未来テイストを加えただけかと思いきや、黒蜥蜴とその一味の設定が、違法クローン人間で、寿命が制限されているところなんて、『ブレードランナー』そのものです!

 

 黒蜥蜴が早苗と宝石のエジプトの星を狙う理由も、ただ美しいからだけではない、SFちっく。

 

 映像化ではスルーされがちな早苗のそっくりさん、葉子もちゃんと登場して、なぜ早苗と葉子がそっくりなのかも、同じ細胞から作られたクローンだからという理由に納得。

 

 原作では、早苗と葉子がそっくりなのは、他人の空似的設定ですが、これが原作通り舞台が昭和初めか、現代の令和にしていたら、生き別れた双子という設定にしますね。

 

 近未来だからこそできるクローン設定ネタを、まさかNHKがするとは。

 

 それと、明智の助手が小林君だけでなく、AIのマリアが大活躍しているのが時代を先取りしています。
 いずれ、人型AIが生活の一部として当たり前になっていくのかしら。

 

 『鉄腕アトム』みたいに。

 

 アトムといえば、黒蜥蜴の秘密を握る博士の名前が天馬博士は!

 

 今回の『黒蜥蜴』の設定には、おいしい変更ばかりで、実に面白かったです。

 

 ただ、過去作の真似かなぁと思ったところは、岩瀬が悪党になっていたところ。

 

 たしか、以前フジテレビの真矢ミキ版『黒蜥蜴』も、岩瀬が悪役だったし。

 

 原作の岩瀬は、特に悪い事してないのに、宝石盗られるわ、娘さらわれるわと、酷い目にあうだけでしたが。

 

 でも、本作で黒蜥蜴は言います。

 

「悪党ほど、善人の顔をしている」

 

 そのとおり!

 

 最後に黒蜥蜴は死に、岩瀬は悪行の数々がバレて逮捕。

 

 これでめでたしめでたし――かと思ったら、岩瀬は病院で突然死!

 

 岩瀬の死は、黒蜥蜴の生き残った仲間たちの復讐では!?

 

 だって、黒蜥蜴一味の新たなボスになったっぽい葉子が、

 

「さーて、何しようかな」

 

 と呟いたのは、岩瀬暗殺としか思えないです。

 

 黒蜥蜴一味同様、葉子も岩瀬のこと恨んでいたし。

 

 明智は岩瀬の死を、突然死と信じていますが。

 

 真実は、永遠に闇の中?

 

 そして、明智は怪人二十面相と新たな戦いに。

 

 このSFテイストで続編望みます!

 

 

↓原作小説はこちら

黒蜥蜴 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

↓三島由紀夫戯曲版シナリオ&京マチ子主演映画はこちら

若人よ蘇れ・黒蜥蜴 他一篇 (岩波文庫) & 黒蜥蜴 修復版 [Blu-ray]

 

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