フォト
無料ブログはココログ

鉱石パワーストーン本

観てから読む?読んでから観る?映画ドラマ本

映像化してほしい本

手塚治虫本

« 完走! 大河ドラマ『いだてん』最終回 | トップページ | 明日は冬至 »

2019年12月20日 (金)

忖度しているねぇ『ヘンリー八世』

 シェイクスピアの『ヘンリー八世』、ちくま文庫から松岡和子訳が出たのでさっそく読んでみた。
 うーん……
 ヘンリー八世の離婚と再婚が話の中心だけど、特にドラマティックな展開もなく、はっきり言って退屈。

 主役はヘンリー八世。

 だけど、特に活躍していない。

 主に動いているのは、ヘンリー八世の周りの人間たち。

 ヘンリー八世の言動に振り回されている人々の群像劇といったところか。

 六度の結婚をし、二人王妃を処刑した王というイメージが強いヘンリー八世なだけに、良いとこ見つけられなかったのか、シェイクスピア?

 娘であるエリザベス一世が存命中に書かれた戯曲なだけに、気を使って書いたのかと、思ってしまいます、はい。

 

 『ヘンリー八世』は、喜劇ではない。

 一方的に離婚されたキャサリン王妃や、離婚に反対したという理由で王に斬り捨てられた貴族や司教の立場で見れば、悲劇。

 後に女王となるエリザベス王女の誕生を祝うところでこの劇は終わることから、独裁的な王の支配はいつか終わり、明るい未来、エリザベス一世の時代が待っていることが暗示されている。

 結局、シェイクスピアのパトロンでもあったエリザベス一世を褒め称えるための戯曲という印象でした。

 

↓すべて真実――というのは嘘?

ヘンリー八世 (ちくま文庫)

 

« 完走! 大河ドラマ『いだてん』最終回 | トップページ | 明日は冬至 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 完走! 大河ドラマ『いだてん』最終回 | トップページ | 明日は冬至 »

最近のトラックバック

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29