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2019年12月25日 (水)

新旧金田一共演! フジテレビドラマ『悪魔の手毬唄』

 12月21日、加藤シゲアキ主演の『犬神家の一族』(再)と『悪魔の手毬唄』視聴しました。

 『犬神家の一族』と『悪魔の手毬唄』を一日で続けて観ると、『悪魔の手毬唄』のほうがよかったです。

 犬神家の時のカトシゲ金田一は、観ていて金田一らしくないなぁと感じましたが、今回の『悪魔の手毬唄』でのカトシゲは、しっくりしていて、御釜帽子に着物と袴姿が似あっていました。

 磯川警部役の古谷一行も、よかったです。

 観る前は、新旧金田一共演で、違和感を感じるんじゃないかと思いましたが、古谷一行は元金田一の影は微塵も感じさせず、磯川警部になっていました。

 ラストで真犯人との対話も、市川崑監督映画版に負けない哀しみと情感を感じました。

 事件解決後、磯川警部は犯人を逃がした責任とって、警察を辞めましたが、

「やめないでぇ。また金田一さんと事件解決してください!」

 と叫びたくなりました。

 

 

 『悪魔の手毬唄』は、何度も映像化されていて、石坂浩二や古谷一行、片岡鶴太郎、稲垣吾郎主演の映画やドラマ、私は大好きです。

 過去作が優れていると、新しく映像化する時は、色々と改変する傾向ですが、今回の加藤シゲアキ版『悪魔の手毬唄』、今までになく改変してました。

 冒頭から、20年前の恩田幾三による詐欺、青池源治郎殺人を金田一が聞く前に、第一の事件、泰子殺害が起きてしまいますし、磯川さんが鬼首村に来るのは、第一の事件が起きた後!

 他にも細かい改変があって、「えーっ!?」と何度テレビの前で叫んだことか……

 源治郎が村に帰った理由も、表向きは活弁士の仕事が無くなって、実家の亀の湯を仁礼家から買い戻して人生やり直そうとしたということになっていますが、実は自分の実家を差別、迫害した仁礼家と村への復讐のためという、より強い動機になっています。

 源治郎の性格も、ただの色好み野郎から、復讐のために妻子を利用し、捨てようとした人でなしになってました。

 これは、殺されても仕方がない……と思ってしまいました。

 

 そして、本作最大の改変は、手毬唄が、4番まであること!

 原作では、3番までしかない手毬唄を、本作はわざわざ4番まで作り、桶屋の娘はあまりに嫉妬深くて、返された(殺された)という歌詞は、真犯人を暗示しています。

 いいの?

 4番作ること、著作管理者の許可は下りたんだろうけど、いいの?

 まあ、ないなら作ってしまえと、原作者の横溝正史は鬼首村の手毬唄を創作したのですから、そのノリで4番作って、ドラマに余韻を残す効果はあったから、成功?

 

 ところで、カトシゲ金田一シリーズの次回作は、何かしら。

 『獄門島』と『八つ墓村』と『悪魔が来たりて笛を吹く』は、NHKが先にドラマ化したから、他の作品にしてほしいなぁ。

 

↓ドラマ原作はこちら

悪魔の手毬唄 (角川文庫)

 

 

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