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2019年11月24日 (日)

再会、別れ、そして……『紅霞後宮物語』第零幕 四、星降る夜に見た未来

 

 故郷を出てから一度も会えないまま亡くなったお母さんの喪に服すため、実家に帰る小玉。

 『紅霞後宮物語』のエピソード0、第零幕の4巻目、「星降る夜に見た未来」は、兄嫁の三娘と再会、生まれて初めて甥っ子の丙にも会えて、哀しい中にも故郷の生活を楽しむはず――でしたが、そうはいかないのがこの物語。

 いつもどおり、小玉が行く所、トラブルが舞い込みます。

 小玉を捨てた元婚約者は、妻に死なれ、子供五人を抱えた男やもめ。

 小玉を捨てたことを後悔し続けていて、いまさらながらにプロポーズ。

 馬鹿かおまえは!?

 誰がよりを戻すか!!

 こんな身勝手な男が小玉の婚約者だったなんて。

 三娘なんて、心の中では「屑」と元婚約者のことを呼んでいましたが、そうね、そのとおりね、と三娘の意見に同意。

 小玉、結婚しなくて良かったね、読んでいてしみじみ思いました。

 元婚約者の勝手さに、小玉を始め、三娘も丙も、小玉を追っかけて休暇をとって押しかけてきた清喜も、当然怒ります。

 しかも、村人たちは村長を始め、全員元婚約者の味方で、小玉と元婚約者の結婚式を強行しようとするから、小玉たち一家の怒りは爆発。

 そこへ、タイミングよく小玉に会いに来た文林と明慶。

 明慶を小玉の恋人と村人たちに紹介して、この結婚を諦めさせ、一家は無事に村を出て帝都におひっこし。

 めでたしめでたし。

 と、なるはずが、三娘が病気で死んじゃうし、清喜の恋人も戦死しちゃうし、出会いと死別が多いわ。

 しかも、気になるのが、三娘が子供の頃に老婆から聞いた予言のこと。

「あの娘は高き御位にのぼるだろう。しかし、彼女を愛する四人の男によって不運へ進む」

 確かに予言はドンピシャリと当たってます。

 小玉は、将来文林の皇后となるし。

 でも、不運へ進むって……

 本編読む限り、文林の皇后になって、小玉は辛い目、哀しい目にあってばかり。

 幸せになるかは、小玉次第だというこの予言。

 どうなっちゃうのかしら。

 あとがきでは、刊行ペースを年二回に落とすというし、先が早く知りたーい!

 

↓未来はそこまでやってきている 

紅霞後宮物語 第零幕 四、星降る夜に見た未来 (富士見L文庫)

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