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2019年11月 3日 (日)

2019年11月 3日 (日)

『みだれ髪』新潮文庫と角川文庫で読み比べ。ついでに俵万智訳

1新潮文庫版『みだれ髪』

 新潮文庫の『みだれ髪』、藤島武二のカバー表紙見たら、懐かしくなって購入。

 与謝野晶子の『みだれ髪』は、明治34年に出版されて以来、短歌の新たな世界を切り開いた作品ですが、難解です。

 口語で恋心をストレートに詠んでいますが、字余りはもちろん、たまに回りくどい、解釈に苦しむ歌もあり、与謝野晶子は敬遠してました。

 近代文学の講義で読んで以来、何十年ぶりかで読む『みだれ髪』、うら若き乙女だった学生時代には理解できなかった意味も、おばさんになった今読んだら、何となくはわかったような、わからないような……

 やっぱり、与謝野晶子は一筋縄ではいかない。

 でも、新潮文庫版の巻末に、一部の歌の訳と鑑賞が収録されていて、歌の意味と解釈、詠まれた当時の状況が簡潔に書かれていたのは、とても助かりました。

 私が学生時代の時のテキストには、現代語訳なんてついていなかったし。

 

↓初版の雰囲気溢れる表紙が何とも言えないほどステキ

みだれ髪 (新潮文庫)

 

 

2角川文庫版『みだれ髪』

 新潮文庫版の現代語訳読んだら、全部の歌の訳を読みたくなったので、歌が全訳してある角川文庫の『みだれ髪』も後日購入。

 文豪ストレイドッグスの晶子の表紙にちょっとびっくりしつつ、読む。

 角川文庫版の現代語訳は、新潮文庫版よりも恋する乙女が読んだ歌、という感じが強いです。

 現代の読者のために、より親しみやすくした訳ですね。

 贅沢言うと、みだれ髪拾遺の現代語訳も読みたかった。

 

↓実際の晶子の写真と比べると、だいぶ感じが違う文豪ストレイドッグスの晶子

みだれ髪 (角川文庫)

 

 

番外『俵万智訳みだれ髪』

 『みだれ髪』の現代語訳なら、やっぱり俵万智、ということを思い出して、河出書房新社の『俵万智訳みだれ髪』も読んでみました。

 もともとは20年前に「チョコレート語訳」のタイトルで発表された翻訳歌集ですが、『俵万智訳』とタイトル変えて発売された本。

 改めて読み直すと、与謝野晶子を本歌取りして現代の乙女が詠んだ歌ですから、元ネタの晶子の歌よりは意味がわかりやすい。

 表現は違っていても、燃えるような恋をする乙女が詠む歌は、最強。

 

↓単行本はこちら

俵万智訳 みだれ髪

 

↓文庫版はこちら

みだれ髪―チョコレート語訳 (河出文庫)

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