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2019年9月23日 (月)

悪魔か正義の使者か『ブルンガ1世オリジナル版』

 単行本未収録のカラーページが、悪魔的。 

 立東舎の手塚ノワールシリーズ、『ブルンガ1世オリジナル版』発売です。

 普段のブルンガの姿がユニコに似て可愛かったのと、「バンパイヤ」のような変身ものが好きなので、子供の頃からお気に入り作品でした。

 連載から単行本への変更箇所は、少ないです。

 私としては、影沢がブルンゴにさらわれた後、影沢の屋敷に残った太郎のことが気になっていたので、連載では太郎のその後が描いてあったのかなぁと期待していたのですが、連載版も単行本も変わりなかったですね。

 話の変更はされてないことがわかって、そこはすっきりしました。

 

 いつも通り、台詞や明らかなミスの変更、コマやページの入れ替えなど、細かい修正がされています。

 単行本ではモノクロでも、連載時2色カラーのページでは、ブルンゴの赤い体色がなんとも毒々しくて、まさに悪魔の作った怪物。

 モノクロだと、前半のブルンゴはカワイイ系ですので、うっかり騙されますが、赤い色のブルンゴは、悪魔的で危険のシグナル満載です。

 

 大きな変更は、片桐太郎とロック扮するガノモスが、単行本では仕事仲間で知り合いだったのが、連載版では名前は知っていたけど、会ったことはなく、イスラエルの屋敷で二人は初めて会ったという点。

 太郎とガノモスが知り合いじゃなければ、太郎がガノモスの屋敷にすんなり入れるはずないですよね。

 これは変更して成功。

 

 特別付録として、「手塚治虫絵コンテ大全」に収録されていたアニメのパイロット版が収録されていて、漫画とアニメの設定の違いを改めて読み比べると、驚きです。

 漫画の悪魔の作った怪物と、アニメの宇宙生物という設定。

 もともと『ブルンガ1世』はアニメの企画から始まり、頓挫した結果、現在読まれている形に収まったといいますから、もしアニメが完成していたら、『ブルンガ1世』は違う話として残ったかもしれません。

 「不思議なメルモ」同様、メタモルフォーゼ満載なアニメになっていたかも。

 

 手塚治虫の次の復刻はどの作品かしら。

 もう一度「人間ども、あつまれ!」のオリジナル版も読みたい。

 前の復刻では、雑誌連載版が単行本版と入り交じっていて、読みづらかったし。

 立東舎さん、「人間ども、集まれ!」のオリジナル版も発売お願いします。

 

↓『ブルンガ1世』の連載が終わった後、「どろろ」第2部の連載が冒険王で始まる。

ブルンガ1世 オリジナル版

 

↓単行本版はこちら

ブルンガ1世 (手塚治虫文庫全集)

 

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