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2018年5月14日 (月)

もうひとつの『荒神』――『荒神絵巻』

 新聞連載版を読んだ人たちが、めちゃくちゃうらやましいっ!

 
 
 ドラマが面白かったので、原作に続いて宮部みゆきの『荒神』朝日新聞連載時の挿絵をカラーにして、こうの史代が文章を書いた『荒神絵巻』も読んでみたのですが、このイラスト見ながら新聞連載読んでいた幸せを体験できなかったことが悔しい。
 『絵巻』は原作より端折っている感じですが、絵巻物というのは、文章だらけの原作より、絵がメインなのは昔から。
 『源氏物語絵巻』しかり、『寝覚物語絵巻』しかり。
 それにくらべたら、『荒神絵巻』は登場人物や怪物のビジュアルがはっきり描かれているので、脳内変換しやすいです。
 特に怪物のビジュアル、ドラマではシン・ゴジラ四足歩行バージョンみたいでしたが、『絵巻』は原作にそって蜥蜴のような……しかし、最後は美しいものに変化して死んだ――解放されたとわかる挿絵でした。
 ただ、怪物退治の後、原作と違って朱音のモノローグが入ったのは、ファンタジー色が濃くなった感じがしました。
 パステル調の色合いの挿絵だから、最後はこれでいいかな?
 原作には書かれていなかった登場人物のその後、やじが朱音と同じ一族だったらしいこと、直弥が許嫁と無事に再会したこと、伊吉が上司に怪物は生類――動物ではなく、土の人形だと報告したこと、等々が、朱音視点で書かれているのも、物語の隠された真実をほのめかしているのが面白かったです。
 絵師の圓秀が、気がふれたままの状態なのが、可哀想。
 本人は、幸せでございますと言っていますが。
 
 『荒神』は新聞連載、単行本、絵巻、ドラマと四つバージョンが発表されましたが、あなたはどれがお好き?
↓色鮮やかに蘇る怪物

荒神絵巻

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