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2018年1月13日 (土)

すごいタイトルの横溝正史デビュー作『恐ろしき四月馬鹿』

「なにこれ? すごいタイトルの本ね」
 私が買ってきた横溝正史ミステリ短編コレクション第1巻『恐ろしき四月馬鹿』(柏書房)を見て、うちの母はこう言いました。
 横溝正史といったら金田一耕助シリーズが有名だから、他の作品知らない人が見たら、確かにすごいタイトル。
 
 さて、横溝正史の作品は、角川文庫がたくさんでていますが、金田一以外の本て、割と品切れ絶版状態。
 そこで、ノンシリーズの短編・中編を全6巻にまとめて出そうということになった横溝正史ミステリ短編コレクション。
 ファンとしては、出してくれてありがとう! と、編集者さんと出版社に大きな声で感謝を伝えたいです。
 横溝正史のデビュー作、「恐ろしき四月馬鹿」をはじめとして、大正・昭和初期の作品が、初出テキストを底本に、まとめて読めるので、横溝正史の探偵小説の変遷がわかります。
 他の出版社から出された際に行われた修正、脱落などが訂正、復元されているとのことなので、比較して読んでみるのもいいでしょうね。
 
  解説によると、「悲しき郵便屋」は、暗号の図版は初出では間違っていて、今回あえてそちらの方を収録したそうです。
 正しく修正された暗号の図版は、出版芸術社から出ている『横溝正史探偵小説コレクション1 赤い水泳着』に収録されているとのことですから、どう違っていたのか気になります。
↓こちらに収録
 
 あと、読んでみたかったのが、最初、江戸川乱歩名義で発表され、後に横溝正史の著作であることがわかった「犯罪を猟る男」あ・てる・てえる・ふいるむ(銀幕の秘密)」「角男」です。
 この三作品、初めて読んだのですが、これは乱歩作品だと騙されるわ!
 
 乱歩と同名作「双生児」も、同じ双子をモチーフに、乱歩作では弟が語り部でしたが、横溝作では兄の妻が語り部になっていて、双子の兄を殺した犯人も違っていますが、その違いが面白かったです。
 
 
 第2巻は「鬼火」です。
 早く読みたーい!
 
↓巨星の始まり
 
 
 

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