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2017年8月 7日 (月)

将棋?『天盆』

 天盆って、将棋の事?
 中公文庫の新刊『天盆』の帯に、「万民が熱狂する盤戯」と書いてありました。
 表紙イラストは中華風。
 では中国の時代劇か?
 と思ってぱらぱらとページをめくったら、蓋という国が舞台で、その国の人間は天盆が出世の手段のひとつになるっているくらい天盆好き。
 蓋を攻める国が陳とあるので、春秋戦国時代のお話かぁと思って購入。
 中国の歴史も将棋も全くど素人であるので、新しい知識を増やすために購入。
 内容は、10歳の少年が家族の期待を背負って勝負に挑む、というお話。
 13人兄弟の末っ子、凡天は、小さい頃から天盆が大好き。
 お父さんもお兄さんたちもお姉さんたちも天盆好きだから、手ほどきを受けた凡天は、家族の誰よりも、街の誰よりも天盆が強くなります。
 でも、街の権力者の息子に買ったために、眼を着けられた一家は、商売の食堂が成り立たなくなり、天盆の塾も追い出されてしまいます。
 理不尽な仕打ちにあっても、凡天は天盆を止めないで、大会に出場する一途さは、10歳の子供なんだけど、強さを感じます。
 がんばれ、凡天!
 読みながら応援したくなります。
 大会に出ても、嫌がらせにあい、対戦者から怪我をさせられたり、家族を人質に負けるよう脅迫されます。
 それでも凡天は勝負を捨てない。
 家族も凡天を応援し続けます。
 そして、最後の勝負の時。
 凡天と最後の対戦者白斗は、ただ天盆を楽しんでいました。
 大人たちの思惑など関係なく、無心に。
 凡天と白斗、二人の子供たちが勝ち残ったのは、ただ天盆の才能があっただけではなく、好きで好きでたまらなかったから、大人の対戦者に勝つことができたんだと思いました。
 
↓ぼんてんをひっくり返したら、てんぼん
 

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