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2016年12月28日 (水)

贋作とりかへばやメモ1「みてものの聖」の名称

 散逸した古本とりかへばやの登場人物で、「みてものの聖」は謎の人物であると言えます。
 この「みてものの聖」は、『風葉和歌集』に二首採られていますが、これ以外の資料が発見されていないので、人物像や物語の展開にどのように関わったのか、想像の域を出ません。
 本復元小説では、恐らく古本では今本の吉野の宮と同じように主人公兄妹を導き、教育し、心の支えとなったと想像し、執筆しました。
 名称は、「みてもの」の意味が全く不明であるので、「吉野の聖」としましたが、ここで名称についての私の想像を述べることにします。
 『風葉和歌集』に記されている「みてものの聖」の呼称は、誤写されたもので、本来は別の名称だったのではないか。
 「みてもの」の「て」は「こ」、「の」は「り」の誤写で、「みこもりの聖」と書かれるところが、「みてものの聖」と誤って写された。
 古語辞典によると、「みこもり」は「水籠り」で、意味は
1. 水中に隠れること。
2. 心の中に秘めて人に語らないこと。
 今本の吉野の宮も隠遁し、最後には山奥へと籠っていったことから、古本の「聖」も世の中から隠遁し、心の中の思いを語らない聖として、「水籠りの聖」と古本で呼ばれていたのではないか。
 写本を確認していないので、あくまでも想像ですが、「みてもの」が「みこもり」ならば、物語の中で聖の果たした役割の手掛かりになるのではないかと思った次第です。
 

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