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2016年11月28日 (月)

HNKドラマと市川版映画と見比べてみた「獄門島」

NHK-BSで放送されていた『獄門島』のドラマと映画、録画していたのをやっと視ました。
同じ原作なのに、こうも印象が違ってくるのかと、思った次第です。
 
ドラマのほうは、長谷川金田一が、すでに千光寺にいて、すでに事件が起こったらしく、イライラしているところから始まる。
そして、時系列は過去に戻り、金田一が獄門島にやってくる。
今回のドラマは、金田一が帰還兵という点を強調していて、戦友の鬼頭千万太の幽霊?が金田一の前に現れる。
そして、獄門島の雰囲気は、映画よりもよそ者に対する警戒心が強く、ドラマは原作通り秋で、映画は夏という季節の違いもあるせいか、ドラマのほうの島の雰囲気は、暗く陰惨です。
 
早苗は、雪月花の三姉妹に優しく接しているが、実は三姉妹の死を願っていたのではないか、という印象をドラマでは感じました。
早苗だけではなく、元凶の嘉右衛門、和尚、村長、幸庵医師はもちろんですが、島の住人勢院が三姉妹が死ねばいいと思っている、殺されて可哀想だと言ってはいるが、死んでくれてよかった、ほっとした感が漂ってたドラマでした。
市川崑版の映画のほうが、夏のさわやかさというか、海がキラキラしているのにフォローされて、島民の本音が隠されていたような気がします。
今回のドラマでは、金田一は探偵であって、帰還兵の持つ心の闇という部分がクローズアップされて、今までのドラマや映画とは違った金田一耕助像を見ました。
最後、犯人の和尚に対して種明かしする際の、なんて言ったらいいか、一見クレイジーな感じの嘲笑に、戦争の傷は深いな、と感じられました。
原作よりダークな感じのドラマ『獄門島』、最後に等々力警部からの電報で、
「アクマガキタリテフエヲフク」
とあったので、次回ドラマは『悪魔が来たりて笛を吹く』になるんでしょうね。
近親相姦の悲劇を描いた「悪魔が来たりて笛を吹く』、原作通りの人間関係になるのかしら。
今回の『獄門島』では、改変されるかカットされる「きちがいじゃがしょうがない」、原作のままでしたね。
私、このセリフはNHKだからカットするんじゃないかと思っていました。
原作尊重の立場で制作するのなら、『悪魔が来たりて笛を吹く』も、原作通りのドロドロ感が期待できそう?
↓見立て殺人の戦慄するほどの美しさ
↓ 原作とは犯人違う

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