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2011年12月28日 (水)

結局主人公は……映画『源氏物語千年の謎』感想

えーと、主人公は光源氏?

それとも紫式部?

『源氏物語千年の謎』観てきました。

冒頭、若き道長と紫式部のラブシーンで始まるので、子供には見せられないのでは?

でも、脱いでるのは道長だけなので、18禁にはならない(笑)。

(他の光源氏と女君たちとのラブシーンも、もろ肌見せてるのは光源氏だけですよ)

一応専門が平安文学の沙羅としては、ツッコミどころ満載の映画でした。

道長が紫式部に「私は何をしても許されるのだ」って台詞、昔の『源氏』のアニメ映画で光源氏が言った台詞と同じ!
(確か、風間道夫が光源氏役でアテレコしていたような……)

史実では、晴明が道長より年上なのに、映画では年下に見えた。(陰陽師だから、若返りの術でもかけてるのか!?)

一条天皇は道長の甥で、年下なのに、映画では年上にしている。

敦成親王(後の後一条天皇)が東宮になったのは、一条天皇退位後、三条天皇の時代なのに、一条天皇の東宮にしている。

紫式部が彰子中宮の傍を離れた時期が、映画では早すぎる。

葵の上が、光源氏より年下にしか見えない。

紫の上が出てない。

六条御息所の蜘蛛の巣のようなデザインの衣装は、『あさきゆめみし』でも六条御息所が着ていた。

物語の設定や順番を割愛している、変えている。

等々……気になる点が一杯です。

男女が御簾越しで対面する点は、時代考証がわりとちゃんとしていると思いました。

たまに、同じ部屋で男と同席しているのに、女君が几帳を立てずに堂々と顔をさらしているシーンもありましたが。

光源氏が青海波を舞うシーンや、土御門邸の宴のシーンは、平安時代にタイムスリップしたみたいで美しい絵でした。

紫式部の現実と、光源氏の物語の世界を交互に見せる展開に、歴史と『源氏物語』に詳しくない人には、ちょっとわかりづらいかも。

一応、光源氏が主役となっていますが、子の映画は、紫式部とのダブル主役だな、と思いました。

光源氏と関係する女君、藤壺・葵の上・六条御息所・夕顔の4人の中では、六条御息所が一番ハマっていたと思います。

誇り高い女が、年下の男への愛や嫉妬、哀しみなどで女の業にからめとられ、堕ちていく姿は、怖かったです。

葵祭りの車争いのシーンがカットされちゃったのは、残念です。

あのシーンがあったら、もっとよかったのに。

映画は、これで終わり!? みたいなトコで終わったので、ちょっと消化不良。

ああ、原作小説は続編がでているから、映画も続編作ってくれないかしら。

それと、ヒガシには、若菜巻の光源氏をやってほしいです。

妻を寝とられて嫉妬でドロドロした光源氏が似合いそうと、映画観て思いました。

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